ワンパンパスタ#1 牛乳と全卵で濃厚カルボナーラ 失敗しないコツも

ワンパンパスタ#1 牛乳と全卵で濃厚カルボナーラ 失敗しないコツも

調理時間:約10分

家族のための男飯もんきちです。

フライパンひとつで作るパスタ「ワンパンパスタ」シリーズ第一弾

『牛乳と全卵で作る濃厚カルボナーラ』

生クリームやコンソメは使わないし、卵は全卵使います。「余った生クリームや卵白どうすればいいの?」といった心配もなくなるので、ぜひこのレシピで一度おためしください!

カルボナーラによくある失敗を防ぐコツも伝授します。

目次

牛乳と全卵で濃厚カルボナーラ■材料・分量

カルボナーラの材料

材料・分量(1人前)

パスタ(1.7mm)・・・100g
水・・・300cc
牛乳・・・100cc
塩・・・小さじ1/2(2.5g)

ベーコン・・・2〜3枚分
オリーブオイル・・・大さじ1

粉チーズ・・・大さじ5
黒胡椒・・・小さじ2
全卵・・・1個

茹で湯の量は火加減や状態で後で調整する場合があります。
粉チーズや黒胡椒の量は好みで調整してください。

牛乳と全卵で濃厚カルボナーラ■作り方

ベーコンを焼いて水・牛乳・塩を入れる

オリーブオイルでベーコンを焼く。
焼かないでそのままお湯で茹でてもいいですが、焼いたほうが美味しいです。

水・牛乳は一緒に入れて大丈夫です。

塩も忘れずに。

沸いたらパスタを茹でる

時折混ぜながらパスタを茹でていく。/ワンパンパスタ#1 牛乳と全卵で濃厚カルボナーラ

麺を入れたら弱火に落とし、パスタを茹でていく。

たまに混ぜながら、パスタの麺がくっつかないようにしてください。

あまりボコボコしていると水分がすぐ蒸発してしまうので、弱火でポコポコくらいが火加減の目安。

これくらいの濃度がちょうど良い。

茹でている間に水分が足りないなと思ったら、水を足してOKです。

チーズ、胡椒、全卵を混ぜたものをパスタに合わせる

粉チーズ、黒胡椒、全卵

おわんやボウルで粉チーズ、全卵、黒胡椒を混ぜておく。

火を止めてから、ソースを入れる。

パスタに合わせる。このとき、火は一旦とめておくこと。

仕上げで失敗しないコツ

一気に混ぜる

火を止めて卵ソースを入れたら、ゴムベラで一気に混ぜる。ひたすら混ぜる。

火をつけたままだと、卵が固まってボソボソに。これが失敗の原因です。

二口コンロの場合は、使ってないほうのコンロで混ぜたほうが熱が少し逃げてくれます。

これくらいのとろみがつけばOKです。

もしシャバシャバだったら、少し弱火にあてて、濃度がつくまで混ぜながら調整してください。

盛り付けて完成

全卵と牛乳で作る濃厚カルボナーラ

仕上げに黒胡椒をかければ、濃厚カルボナーラの完成!

カルボナーラの全卵と卵黄のみの違い

カルボナーラは卵黄だけで作るイメージを持っている人も多いかと思います。

全卵で作ってはいけないのか?いいえ、そんなことはありません。

では、卵黄のみと全卵だと何が違うかというと

  • 卵黄のみ・・・濃厚。ただ水分量が少ないと濃厚を超えてもったりとした仕上がりに。
  • 全卵・・・卵白がある分、卵黄のみよりはさっぱり。卵黄は65℃、卵白は60℃で固まり始めるので、しっかり混ぜないとダマになりやすい。

といった違いがあります。

全卵で作る時のコツとしては、凝固温度を均一にするために、卵はしっかり混ぜきることです。卵白が残った状態だと、そこだけ先に固まってしまうのでそこだけ注意。

今回のレシピでは全卵で作りましたが、卵白の使い道がある人は、卵黄のみで作るのも良いでしょう。

カルボナーラの動画で全卵を使うと「カルボナーラは卵黄だけで作るんですよ」といったコメントが湧いたりしますが、全然そんなの気にしなくて良いです。誰が何と言おうと、全卵でもカルボナーラです。

本場のレシピ=正しいレシピではありません。リスペクトはしつつ、自分が美味しいと思える料理ならそれでOKです。

この牛乳ワンパンパスタは色々応用が利く

今回は粉チーズと卵を入れたカルボナーラに仕上げましたが、例えば麺を茹でるときの水と牛乳と塩は同じ分量で

  • ベーコン、きのこを炒めて作れば、きのこのクリームパスタができます。(卵のソースは入れません)
  • エビを入れて、トマト缶(ホールトマトやカットトマト)を足したら、エビのトマトクリームパスタができます。

このように、ひとつのレシピを覚えるだけで、色々なワンパンパスタができちゃうんです。

ワンパンで作る濃厚カルボナーラ■まとめ

カルボナーラというと、生クリームを使ったり、本場なら生クリームも使わないレシピが多いですが、今回は家に常備してありそうな牛乳を使ったレシピにしました。

生クリームって余ると使い道に困りますしね。

コンソメを入れるレシピもあると思いますが、塩だけで十分美味しく仕上がります

その代わり、ベーコンは絶対入れたほうがいいです。うま味として。(あればパンチェッタやグアンチャーレなど)
※うま味の話は「掛け合わせでワンランクアップ!三大うま味成分の一覧と相乗効果について」で

濃度は、さらっとしたのが好きという人も入れば、コテコテの濃厚なカルボナーラが好きという人もいるでしょう。

カルボナーラは水分量によって仕上がりの濃度が大きく変わってくるので、細かい調整は何回かやってコツをつかんでください(それが難しい)。

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ほかのパスタレシピもよかったら参考にしてください。

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この記事を書いた人

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エコール辻東京・イタリア料理マスターカレッジ卒。「家庭料理のハードルを下げて笑顔を増やす」がモットー。冷蔵庫にある食材や調味料を使い、誰でも美味しく簡単に作れるレシピを発信。

主にTikTokやInstagramなどのショート動画でレシピを配信しています。

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