”照り焼き”と聞くと、時間がかかって難しそう…と思う人もいるのではないでしょうか。
また、ブリの照り焼きを作っていて「なんかパサパサしちゃう…」という人もいるのでは?
照り焼きは実は意外と簡単で、即席料理でもあるんです。
そしてブリの照り焼きをパサパサせず、より美味しく仕上げるコツは、ブリの選び方と「アロゼ」という調理法にあります。
今回はTikTokで140万再生を超えたブリの照り焼きレシピをご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
ブリの照り焼き■材料・分量
- 材料・分量(2人前)
- ・ブリ切り身 ………… 2切れ
・A料理酒(日本酒) … 大さじ2
・A醤油 …………… 大さじ2
・Aみりん …………… 大さじ2
・A砂糖 …………… 大さじ1
・バター …………… 5g
●付け合わせ
・エリンギ ……………1本
・ナス ……………1本
ブリの照り焼き■作り方
調味料を合わせる
Aの調味料を合わせておく。(タレ)
【コツ1】ブリの選び方と下準備
ブリは買う時に腹側を選ぶのがパサパサしない照り焼きを作るコツ!
ブリの両面に薄く塩を振って5分ほど置いておきます。
(夏場は冷蔵庫に入れたほうがいいです。)
鮮度や状態のいいものや、面倒な場合は省略してもOKです。
ブリは腹側を選ぶと、適度に脂が乗っていてパサパサしづらです!皮が白っぽいのが腹側です。
付け合わせの野菜を準備(飛ばしてもOK)
ブリを放置している間に、付け合わせの野菜を焼きます。
(付け合わせがいらない場合はブリの工程まで飛ばしてください。)
今回はエリンギ、ナスを縦にスライスして焼きます。
ナスやエリンギは油を吸いやすいので、気持ち多めのオイルで焼くといいです。
カロリーが気になる方は油の量を調整してください。蒸したり、レンジでチンしてもOK!
片面焼けたらひっくり返して、油が足りなければ少し足して焼く。
火が通ったら、お皿に取り出しておく。(フライパンはそのまま使います)
ブリを皮から焼いていく
ブリから出た水分(臭み)をキッチンペーパーで拭き取る。
フライパンに油をひき、皮目をまず焼く。
ブヨブヨの皮が気にならない人は、そのまま両面焼いちゃってもOKです!
皮から出てきた脂をキッチンペーパーで拭き取る。
(この工程も、省略しても大丈夫です。)
両面、焼き色がつくまでしっかり焼く。
【コツ2】タレを入れ、アロゼしながら火を入れる
合わせておいたAのタレを入れ、ブリに絡めていく。(中火)
表面が乾燥してパサパサしないように、煮汁をスプーンですくってブリの上にかけながら火を通していきます。
アロゼについてより詳しく知りたい方は、アロゼについて(サバ味噌のページに飛びます)も参考にして下さい。
2分ほど火を通したらブリを取り出して、タレにバターを入れる。(バターはお好みなので、入れなくてもOKです)
もしこの段階でタレが煮詰まりすぎていたら、水でのばして下さい。
みりんや醤油を入れてのばすと味が濃くなってしまうので注意。
盛り付け
最後の盛り付けは下の動画を参考にしてください。※音量注意
ブリの照り焼き■コツ・ポイント
一見難しそうに思える照り焼きですが、以下のポイントを抑えてもらえれば、美味しいブリの照り焼きが作れます!
・ブリは腹側を選ぶ
・タレは事前に合わせておく。
・煮汁をかけながら火を通すことでふっくら仕上がる。(アロゼ)
・煮詰めすぎないように中火をキープ。
・煮詰まりすぎたら、水で伸ばす。
特に赤文字のところは、パサパサしないためにも重要なポイント!
コツをおさえてパサパサしないブリの照り焼きを作ろう
ブリの照り焼きのレシピはさまざまあります。
小麦粉や片栗粉をまぶして焼いたり、最初にさっと湯通しして臭みを取るなどの方法もあります。
料理上級者や色々覚えたい人は、調べてみてください。
我が家はワインをよく飲むので、仕上げにバターを入れる料理が多めです。
和食のブリの照り焼きにはバターは入れないことが多いと思いますので、好みで調整してください。
ブリの照り焼きは魚だから白ワイン…と思われがちですが、醤油ベースなので赤ワインにもよく合います。軽めの赤を選ぶと良いでしょう。
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