麻婆豆腐食べたいな〜と思っても、下準備や使う調味料も多く面倒…となりがち。
そもそも麻婆豆腐ってどうやって作ってるんだ?という人もいるでしょう。
今回はなるべく細かい工程を省略し、ちょっとズボラ、でも本格風に作れる麻婆豆腐のレシピをご紹介!
また、四川風(シセンふう)と広東風(カントンふう)の違いは?についても簡単にまとめましたので気になる方は参考にしてください。
ズボラ麻婆豆腐■材料・分量
- 材料・分量(1人前)
- ・きぬ豆腐 …………1丁
・豚ひき肉 …………100g
・長ネギ …………1/2本
・鶏がらスープ ………… 200cc
・生姜チューブ …………小さじ1
・ニンニクチューブ …………小さじ1
・豆板醤 …………大さじ1
・甜麺醤 …………大さじ1
・醤油 ………… 大さじ1
・水溶きのいらない片栗粉 …… 大さじ2目安※1
・ごま油 …………ひとまわし
・ラー油 …………お好みで
ズボラ麻婆豆腐■作り方
ネギをみじん切りにしておく
画像(上)のように、裏表それぞれ斜めに切れ込みを入れ(下までは切り落とさない)、あとは右からカットしていくと、簡単にみじん切りができます。(粗くてOK)
鶏ガラスープを作っておく
鶏ガラスープを先に作ってておくと、あとで味の調整が楽です。
一口飲んで美味しいか、少し濃いぐらいでOKです。
鶏ガラスープの素は、創味シャンタンを使っていますが、顆粒の中華スープの素やウェイパーなどでも良いです。
肉味噌を作る
フライパンに油をひき、生姜、ニンニク、豆板醤、甜麺醤を入れ、弱火〜中火で軽く炒める。
全体が混ざって香りが出てきたら、ひき肉を入れて強火でしっかり炒める。
豆腐を茹でる
あらかじめ作っておいた鶏ガラスープを沸騰させ、豆腐を入れる。
1分ほど茹でたらスープの味見をして、薄いようなら鶏ガラスープの素を足すか、塩で調整。
余裕がある人は、豆腐は別の鍋で塩茹でしたほうが、より丁寧で美味しく仕上がります。
豆腐とスープを肉味噌のフライパンに合わせる
肉味噌のフライパンに茹でた豆腐をスープごと加え、火にかけて全体を混ぜる。
味見をして問題なければ、一旦火を止める。
味が薄いようなら、鶏ガラスープの素や塩で調整してください。
片栗粉でとろみをつける
火を止めた状態で水溶き片栗粉を入れ、とろみをつける。
普通の片栗粉を使う場合、水:片栗粉=2:1で溶いたものを、スープに溶かしてください。その際の片栗粉の量は本レシピだと小さじ1.5〜2が目安です。
片栗粉を入れた後は、再度火にかけ1分〜2分中火で煮る。
ねぎ・醤油・ごま油で仕上げ
いい感じにとろみがついたら、ネギ(分量の半分)・醤油・ごま油を入れて、最後30秒ほど強火にかける。(焼くようなイメージ)
仕上げに残りのネギを散らし、辛いのが好きな方はお好みでラー油をかけて完成!
花山椒(ホワジャオ)がある人は仕上げにかけるだけで、グッと四川風に近づきます!
ズボラ麻婆豆腐■コツ・ポイント
麻婆豆腐の作り方や入れる材料は色々なパターンがあります。以下のポイントを抑えてもらえれば、簡単に作れます!
麻婆豆腐の四川風と広東風の違いは?
よく「四川麻婆豆腐」と言われたりしますが、四川風じゃない麻婆豆腐もあるの?というと、「広東風(カントンふう)麻婆豆腐」があります。その違いについてざっくり説明すると、
- 四川風…豆板醤や花山椒(ホワジャオ)をピリリときかせた辛みや刺激の強い麻婆豆腐。
- 広東風…比較的マイルドな味付けで、オイスターソースや醤油などで味付け。花山椒は使わない。
ということだそうです。
四川は内陸地で冬の寒さが厳しいため、全体的に激辛料理が多いそう。一方、広東料理は海に面した広州地域で、比較的温暖なため、オイスターソースやシーソースなどの海産系を取り入れたマイルドな味わいが多いようです。
オイスターソースの他に、シーソース「海醬(ハイジャン)」という海鮮系ソースも美味しいです。
ズボラ麻婆豆腐■まとめ
麻婆豆腐をちゃんと作ろうとすると、豆腐を塩茹でしたり、肉味噌を先に作っておいたり、ネギのみじん切りはあらかじめ冷蔵庫で寝かせて水分を飛ばしたり…と、手間のかかる工程が多いです。
これを全部省略して、それでも美味しく作れる麻婆豆腐ができないかな?と今回のようなレシピを考案しました。
辛いのが好きな人は豆板醤を増やしたり、四川風が好きな人は花山椒(ホワジャオ)を入れたりしてみてください。
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