夏の定番料理『山形だし』がごめ昆布を使わずアレで代用!主婦必見

夏の定番料理『山形だし』がごめ昆布を使わずアレで代用!主婦必見

調理時間:約10分(寝かせる時間を除く)

山形県村山地方の郷土料理『山形だし』は、夏の定番料理としておすすめの一品!

火を使わず、野菜を切って混ぜるだけなのでお手軽、しかも野菜をたっぷり摂れます。

今回のレシピは、よくある山形だしのレシピで使う『がごめ昆布』を、とろろ昆布で代用

「山形だしを作るためだけに、がごめ昆布を買うのはちょっと…」

という主婦さん必見の簡単レシピになっています!

とろろ昆布なら、味噌汁やスープに入れるなど他の料理にも使いまわせるから買いやすいですよね。

しかも使う調味料も「ポン酢とめんつゆ」だけなので、冷蔵庫にあるものでちゃちゃっとできます!

ぜひ作ってみてください。

野菜が苦手なお子さんにも食べてもらえるかも?

目次

山形だし■材料・分量

材料・分量(2〜4人前)
・ナス ……………2本
・きゅうり ……………1本
・オクラ ……………3本
・大葉 ……………10枚
・みょうが ……………2個
・とろろ昆布 ……………10g
・ちりめんじゃこ ……………30g
・生姜 ……………10g
・ポン酢 ……………大さじ3
・めんつゆ(2倍濃縮) ……………大さじ3
山形だしに使う材料

山形だし■作り方

山形だしの作り方・レシピ概要

ナス:2~3mm角に切って塩水でアク抜き→水を切る

0.5%〜1%くらいの塩水でアク抜き

角切りには、サイの目切り(1mm角)や、あられ切り(5mm角)がありますが『山形だし』ではさらに小さい2〜3mm角がおすすめです。

アク抜きする時間は数分程度。他の材料を切って準備している間放置しておけばOK。

アク抜きする材料がある場合は一番最初に取り掛かると効率UP!

オクラ:レンジで600W30秒→氷水で冷やしてから2~3mmに切る

オクラはヘタを切ったらラップでレンジでチンして、氷水で冷やします。(冷やしたあとにヘタを切ったらOK)

氷水で冷やすと、変色せず綺麗な緑色を保ってくれます。(色止め効果)

加熱時間は600W30秒程度で大丈夫だと思いますが、分量が多い場合は調整してください。

なす同様、薄切り→細切り→細かく角切り。

オクラはみじん切りみたいに叩いてもOK!

きゅうり:2~3mm角に切る

ナス同様、細切りにしてから千切りにし、小さく角切りにします。

大葉・みょうが:みじんぎり

みょうがは芯を取ってから千切り→みじん切りにしていきます。

大葉も、千切り→みじん切り。

生姜:すりおろし(千切りやみじん切りでも可)

生姜はすりおろし

生姜はすりおろしにしましたが、みじん切りでも千切りでも構いません。

ただ、千切りの場合はできるだけ薄く細くみじん切りはより細かいほうが口当たりがきつくならないです。

しょうがにも使える便利なおろし金はこちら↓

なすを水切り→共洗い

なすを共洗い

材料の準備ができたら、ナスを一旦水切りし、大さじ1程度のめんつゆで全体を洗う(とも洗い)。

とも洗いしたあとの余分な水分もザルで切る。

とも洗いをすることで、全体が水っぽくならず、しっかり味が染み込みます。

全ての材料をボウルで混ぜる

下準備した材料を大きめのボウルに入れ、とろろ昆布・ちりめんじゃこ・ポン酢・めんつゆを加えて混ぜる。

落としラップをして、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。

冷蔵庫で寝かせたら完成

山形だしは熱々のご飯に乗せると美味しい!

寝かせたら熱々のご飯に乗せて食べてもよし、そうめんに混ぜて食べてもよし!

削り節や卵黄を乗せたら、さらに贅沢なだし丼が完成します。

冷蔵庫で冷やした後、水分が足りないと思ったらポン酢とめんつゆを同比率で足してください

料理は食べる前の最終調整が上達へのポイント

山形だしとは

出典:「うちの郷土料理」/農林水産省

『山形だし』とは、山形県村山地方の郷土料理で、今や夏の定番料理にもなっています。

きゅうりやナスなどの水分を多く含む夏野菜を中心に細かく切り、しょうがや大葉などの香味野菜を混ぜて、だし醤油で味付けしたものが山形だしです。

味付けはだし醤油以外に、ポン酢やめんつゆ、白だし、青じそドレッシングなど様々応用できます。

『山形だし』の名前の由来には以下のような諸説があるそうです。

昆布だしやかつおだしなど、まるで出汁のようにほかの食材を引き立てる

野菜を切って混ぜるだけで手早く食卓に出せる

野菜を細かく切り出す

山形だしの食べ方・アレンジレシピ

山形だしをそうめんアレンジ!卵黄を乗せれば写真映え間違いなし。

山形だしはさまざまな食べ方やアレンジができます。

ご飯に乗せるほか、そうめん、パスタ、ピザ、カルパッチョ、冷奴など。

冷たいお茶漬けにして食べるのもまた、いいですね!

白だしをうすめてお茶漬けにしただけ。山形だしはお茶漬けにもよし!

また、山形だしはステーキにも合うんです!

山形だしに入っている昆布のグルタミン酸と、牛肉のイノシン酸の相乗効果で旨味がグンとアップします。

ステーキに山形だしを乗せただけで、おいしさUP1

あなたなりの山形だしのアレンジレシピを探してみてください。

山形だしの作り方やアレンジ■まとめ

山形だしには「これを入れなきゃいけない」という決まりはありませんが、なすやきゅうりなどの夏野菜をメインにして、味付けや香味野菜をお好みで入れていただくと、美味しい山形だしが出来上がります。

きゅうりの代わりにズッキーニを入れたり、ゴーヤや青唐辛子を入れたりしてもよさそうですよね。

今回はとろろ昆布を使用しましたが、より本場の山形だしを作りたい人は、がごめ昆布を使ってください

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この記事を書いた人

【SNS総フォロワー43万人超】
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エコール辻東京・イタリア料理マスターカレッジ卒。「家庭料理のハードルを下げて笑顔を増やす」がモットー。冷蔵庫にある食材や調味料を使い、誰でも美味しく簡単に作れるレシピを発信。

主にTikTokやInstagramなどのショート動画でレシピを配信しています。

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