料理系インフルエンサーのもんきちです。
今回は「料理が苦手」「料理が下手」という人に向けて、何が原因か?どう克服すれば良いか?をお話ししていきます。
私もかつて料理がへたっぴで、飲食店勤務の時代には、まかないで散々失敗もしました。
前提として、料理経験が浅いなら、苦手や下手で当然です。
それなのに、頑張って作っても失敗したり思うようにいかなかったり、はたまたパートナーに「美味しくない」と言われて落ち込んだり…料理に対して苦手意識がさらに強くなりがちですよね。
でも安心してください。
料理経験が少ない人は、料理が苦手・下手だと落ち込むのではなく、単純にスキル不足だということ。
苦手意識や下手であると思い込むことは、モチベーションを下げます。まずは簡単なことから少しずつ上達させていくのがおすすめです。
本記事では、料理が苦手な人の特徴や克服方法、料理ができるようになるための第一歩は何から始めるとよいか?を伝えていきますね。
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料理が苦手な人の特徴や原因
料理が苦手な人の特徴や原因には、主に以下のようなことが当てはまります。特に色付きの部分に該当する人は要注意。
- 切り方がわからない
- 用語が理解できない
- 火の扱い方がわからない
- 計量しない
- レシピ通り(手順通り)に作っていない
- 味見をしない
- 間違っていることを理解していない
料理が苦手な人で上記に当てはまっている場合は、続きを読んであなたの料理上達に役立ててください。
切り方がわからない
野菜の切り方には「千切り・角切り・乱切り・いちょう切り・短冊切り…」など、さまざまあります。
レシピに記載してある切り方がわからないと、その時点で混乱したり、やる気をなくしたりすることがあります。
できる限り、画像や動画で切り方がわかるレシピを選ぶと良いでしょう。
用語が理解できない
「焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げる…」など、料理でしか使わない用語も多く、「揚げ焼き」「蒸し焼き」「含め煮」なんて言葉が出てきたらもうパニックですよね。
料理が苦手の人はまず、レシピを見た時に自分がわからない用語が出てこないか?を確認しましょう。
わからない料理用語が出てきたら事前に調べるか、他のレシピを探すのも一つの手です。
火の扱い方がわからない
中火のつもりが強火で、放置していたら焦げてしまった…ということもあるでしょうし、逆に中火のつもりが弱火で、全然具材に火が通らないということもあるかと思います。
基本的には「弱火・中火・強火」とされていますが、実際には弱火と中火の間や、中火と強火の間もあります。
実質、「中火がこれ!」という明確な基準というものがなく、火の扱いは慣れて習得していくもので、簡単ではありません。
判断基準の一つとしては「鍋に対しての火のあたり方(大きさ)」です。
火加減について詳しくは「【画像】火加減はこれでバッチリ!弱火、中火、強火をマスターしよう」の記事で解説していますので参考にしてください。
計量しない
レシピに大さじ1という記載があるのに、目分量で調味料を入れてしまう人。結構いるのではないでしょうか?
目分量で美味しく作れるのは、毎日のように料理を作って慣れている人、もしくは後で調整できる人。どちらにしても経験がないと、目分量での料理は危険です。
計量スプーンや計量カップは必ず用意してください。
最近では100円均一にも売っています。
計りもあるといいですよ。
「いちいち計るのが面倒臭い」という人、この先ずっと料理が苦手のままですよ。
レシピ通り(手順通り)に作っていない
料理が苦手な人に限って、レシピ通りに作っていないという人もよくいます。
「弱火で30分煮込む」と記載してあるのに、「強火で10分くらいでいいだろう」と自分勝手な解釈をしてしまうと、失敗の元です。
また、水と書いてあるのに「野菜ジュースに変えてみよう」「赤ワインにしたら美味しそう」と、入れる材料を変えてしまうのもNGです。
お願いですから、まずはレシピ通りに作ってください。
味見をしない
食べる時まで味見を一切しないという人もいるのではないでしょうか?
当てはまった人は、次回から必ず味見をするようにしてください。
レシピ通りに作っていても、火加減やちょっとした分量の違いで味が変化します。
味見をするタイミングは料理によって違いますが、お皿に盛り付ける前に味見をする癖はつけておきましょう。
間違っていることを理解していない
そもそも料理工程が間違っていることを理解していないパターン。
こればかりは、ひとつひとつ工程を確認して丁寧に作ってくださいとしか言えません。
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料理が苦手な人の克服方法①根本から改善
料理が苦手な人はどう克服すればいいのか?
最初のうちは、以下の手順を守って作るよう心がけてください。
- レシピを下読みする
- レシピが理解できたか確認する
- 調味料・食材を事前に用意する
- 計量や時間を守る
- レシピ通りに作る
上記をしっかり守って料理を作れば、それなりに美味しいものができるはずです。
もし、どんなにきちんとレシピ通りに作っても美味しくないという場合は、レシピが悪いか、味の好みに合わないだけです。
あなたの好みに合うレシピを探しましょう。
料理が苦手な人の克服方法②目標を下方修正
料理が苦手な人からよく「パパッと作れるようになりたい」「冷蔵庫のあまりもので料理できるようになりたい」という声があがったりしますが、残念ながらそれは熟練のプロか主婦ぐらいです。
いきなりそこを目標にすると、料理の基本や食材の扱い方などがおろそかになってしまい、いつまでも上達しない恐れがあります。
まずは、レシピを参考にして美味しい料理を作れるかどうかが大事です。
目標を下方修正しましょう。
料理が苦手な人の克服方法③CookDoや永谷園を活用
「メニュー用調味料」と聞くとピンとこないかもしれませんが、クックドゥの回鍋肉や永谷園の麻婆春雨などがそれにあたります。
箱に書いてある食材だけ用意すれば、味付けはメニュー用調味料を入れるだけ。
野菜を切ったり、炒めたりという工程は自分で作業する必要があるので、料理が全然できないという人は、まずそこから始めるのもおすすめです。
料理が苦手だった人が、冷凍のお取り寄せ調理から始め、メニュー用調味料に手を出し、今では自分で色々な料理を作れるようになったという人もいます。
料理の最初の一歩として、メニュー用調味料はおすすめです。
料理が苦手な人の克服方法④ミールキットを使ってみる
自宅に食材とレシピが送られてきる”ミールキット”は、家事の助け船になるだけでなく、料理初心者の人でも作れるというメリットがあります。
Oisix(オイシックス)やハローフレッシュなど、さまざまな企業が参入しているミールキットは、在宅ワークが定着した現代でますます需要が高まっているサービス。
私の友人にも、「料理は苦手だけど、ミールキットなら作れる」という例がありますので、コストに余裕があるなら、ミールキットから練習してみるのも一つの手でしょう。
ミールキットについて詳しくは「ミールキットとは?苦手な献立作りに悩まなくて済む神アイテム!」を参考にしてください。
少しずつ得意な料理ジャンルを伸ばしていこう
料理上達には、自分が食べたいと思う料理を作っていくのが一番です。
普段煮物を食べないのに、初心者は肉じゃがを作れと書いてあるからと、肉じゃがを作ってみたり、なんかかっこいいからフランス料理に挑戦してみるという無茶なことをしてみたり。
別にそれが悪いわけではありませんが、料理の上達というところに重きをおくのであれば、まずは自分が食べたい料理、よく味を知ってる料理から始めるといいでしょう。
また、パスタやカレー、丼ものなどは得意料理のジャンルとして伸ばしやすく、レパートリーも増やしやすいかもしれません。(個人差はあります。)
料理が苦手な人こそ、地道に一歩ずつが近道ということを心に留め、また次回料理にチャレンジしてください。
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